共通テスト(1回目の日程)が終わりましたね!
全体的にはやや難しくなった印象があります。
予備校各社もほぼそういった評価でしたね。
しかし、それは本質でしょうか?
今までのセンター試験はどちらかと言うと「知識偏重型」でした。
「覚えていれば解ける」
逆に言えば、
「覚えていなければ解けない」
という問題が多かったということです。
(もちろん、思考力を問う問題もたくさんあったのですが)
覚えた知識量が多いほど点数につながりやすい
というのは、「学力」を測っているのでなく、
「暗記力」を測っているだけです。
知識量が多くなければ学力がないのか?
いいえ、違います。
知識量がそれほど多くなくても、
それらを統合したり発展させたりすることの方が
「学力」と呼ぶにふさわしいのではないでしょうか?
だからこそ、大学入試改革があったわけです。
改革で、暗記ではなく、「活用力」を試す問題が増えました。
「与えられた情報を活用する力」
「学習してきた知識や考え方を利用する力」
私たちがこの複雑化した社会で健全に生き抜くには、
これらの力は不可欠です。
暗記力=与えられた仕事を全うするだけの力
ではなく、
活用力=仕事も生き方も、よりよくするために工夫する力
が必要です。
(頭ではわかっていても簡単ではありませんが(;´Д`)泣)
共通テストの難易度で言えば、
難しくなったのでなく、
(簡単になったとは言いませんが、)
むしろ勉強に必要な労力は減ったのではないでしょうか。
群馬県の公立入試は何年も前から
こういう方向性の問題が増えつつありました。
群馬県は、全国の中でも
この流れをいち早く作ってきたのです。
群馬県の高校入試に向けて、
暗記以上に、知識を「活用する」ことを大切に
取り組んでいた人にとって、、、
ふだんから、周囲のできごとやニュースなどを
わが身に置き換えて「活用」していた人にとって、、、
共通テスト、群馬県の高校入試は
それほど難しいものではないはずです。
私たちは、
問題に対しての発想の仕方
問題から得られる考え方や教訓
考え方を統合して効率よくできる一段階上の考え方
を指導してきています。
塾生の皆さんが入試で勝ち抜き、よりよく生きることを願っています★
北駅校 中西