言葉の響きというものは、万国共通、普遍的なものだと思います。
日本語においてきれいなものを表す言葉というものは、爽やか、
すっきり、白、などサ行が多く使われています。
では英語ではどうでしょう?
slim, smart, silence など同じくサの音がいい意味の単語で使われます。
逆に汚いものには日本語でギラギラしている、ギトギトしている、
など濁音が多いですね。
英語でもglitter, dirty など 濁音が多く使われます。
打ち合わせて言葉を作ったわけでもないのに、音の響きというものは
遠く離れた世界でも同じように認識されるのですね。
何が言いたいのかというと私はこれが「学び」だと思うのです。
中高生に英語を教えていると
「テストの穴埋めが出来る」=「英語が出来る」と勘違いしている生徒が非常に多いように感じます。
人間は言語を通じてものを考えます。
「明日」「tomorrow」という言葉があるから人間は未来のことを考えられるのです。
これが人間と動物の違いです。
少し哲学的で難しい話になってしまいました・・・
まとめると
中高生のみなさんには
「やらされている勉強」ではなく「新しい何かを学ぶこと」には
喜びがあるんだということを知ってほしいと思います。
・・・難しいですけどね!!
ステップ個別指導学院 総社・吉岡校 小西