気づかぬほどに少しずつ

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本格的な夏の気配が漂い始めるこの季節になると、私は4年前のことを思い出します。

 

4年前の今頃、ステップ個別指導学院 総社・吉岡校はまだ存在していませんでした。

 

建物は存在していましたが、塾としてはまだ開校していなかったのです。

 

暑い中、机や椅子を組み立てたり、テキストを並べたり、書類を準備したり・・・

 

遠い昔のようでもあり、つい最近であるかのようにも感じられます。

 

 

 

開校から4年近くが経ち、今でこそ安定して生徒さんが来てくれるようにはなりましたが、

 

最初は本当に人が来てくれるのか不安で、

 

初めて問い合わせがあった時の嬉しさ、そして入塾してくれた感動は今も鮮明に覚えています。

 

 

その時、開校当初、小学6年生だった生徒が今は高校生、

 

中3生だった生徒が今は大学生なのですから、私も年をとるわけですね。

 

 

 

振り返ってみれば、現在も含め私が現校舎で指導してきた生徒も100名を優に超えました。

 

数字にしてみるとかなりの数に感じられますが、それでも、

 

どういう経緯で入塾してくれたのか、

 

どんな生徒だったのか、今もひとりひとり覚えています。

 

彼らはしばらくすれば、塾のこと、そして私のことも忘れてしまうのかもしれません。

 

しかし、それでいいのです。

 

私は子供が塾に来ている間に出来ることをするだけなのですから。

 

 

 

校舎ではいつも勉強に集中できるよう静かな音楽を流しているのですが、

 

今日はいつもより寂しげな音楽を選んだせいか、私も少し感傷的になってしまいました。

 

 

今月は期末テストもあるので来週からまた気持ちを切り替えて、生徒の成績が上がるよう、

 

自分にできることを最大限やっていこうと思います。

 

 

 

 

ステップ個別指導学院 総社・吉岡校 小西