こんにちは
本日は、この時期に楽しく学べたものを思い出したので紹介させていただきます。
百人一首です。
中学生になると国語で古典を学ぶようになります。
実は私、中学時代に古典クラブに1年間所属していました。
百人一首には、奈良時代から鎌倉時代初期に詠まれた百首の和歌が集められています。
和歌は作者の気持ちを三十一文字の言葉に込めたものです。
恋人への思いがつづられている歌、自然の風景に感動して作られた歌など、いろいろな歌が百人一首にはあります。
ひとつ紹介します。
山里は 冬ぞ寂しさ まさりける
人目も草も かれぬと思へば
源宗干朝臣(みなもとのむねゆきあそん)
意味:山里は、冬こそ特にさびしさが強く感じられるものです。
人も訪ねてこなくなり、草もかれると思うから。
意味もシンプルで分かりやすく覚えやすいので紹介しました。
古典が苦手な人には、短歌のルールや古語の意味も覚えられていいと思います。
教室の貸し出し用本棚に解説書もありますので、気になる方はぜひどうぞ。
前橋時沢校 小池