問題です。
次の文は、いくつの単語でできていますか?
/を入れて考えてみましょう。
兄 は 勉 強 し て い ま せ ん で し た。
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↓
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答え
兄/は/勉強し/て/い/ませ/ん/でし/た。
単語の数は9でした。
英語の進行形・否定文・過去を同時に使った文としてよく見る形です。
英語を日本語に訳すときに、できないことが何気に多いのです(+o+)
国語の文法問題でも正答率の低い問題です。
①「勉強して」または「して」で1つじゃないの?
「て」は言葉をつなげるための【接続助詞】です。
「勉強する」という動作に「そのときまさにしている」という
意味の「いる」をくっつけるために付け加えた単語です。
②「勉強」「し(する)」は分けないの?
「〇〇する」という形は、1つの【動詞】として考えます。
「勉強」で切るとすると【名詞】になり、
「勉強/を/する」という形にする必要があります。
③「いません」で1つじゃないの?
「いる」【補助動詞】
「ます」丁寧を表す【助動詞】
「ん(元は「ぬ」)」打消(否定)を表す【助動詞】
英語では「し/て/いる」があるから【進行形】とわかります。
英語では「(ませ/)ん」があるから【否定】とわかります。
④「た」過去の【助動詞】
英語でこの「た」の存在を意識せず、
過去形にしなかった苦い記憶がある人も多いでしょう。
このように、国語や英語の文法は
たった1文字
の存在が大切なことがあります。
文法問題の得点に直接影響することもありますし、
読解問題や数学の文章題などでも、
たった1文字に注目することで、
一気に答えが見えてくることすらあります。
たった1文字
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