勉強するのに適した室温【集中力・環境】

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勉強するからにはなるべく長時間集中したい

集中しやすい環境作り

 勉強するにあたり、少しでも長く集中力を保たせるために様々な方法が考えられると思います。

音楽を聴いて周りの音を遮断する人。
お菓子や休憩など、ある程度時間を定めて適度に間を挟む人。
友達と競うことで対抗意識を作り、テンションを上げる人。

個人によってやる気の出し方は実に多種多様です。

 

ですが、全ての人間に共通して、「ある温度下において、人間の集中力が持続されやすくなる」という話をご存じでしょうか?

 

 

 

基本的に温度は低い方が良い?

 

塾に通われている方で気づいた方は多いかも知れませんが、塾のクーラーは大体低めに設定されています。

というのも、人間が最も作業効率が上げやすい温度というのが18℃〜25℃と言われているんですね。

難しい話は省きますが、人間の脳は温度によって能力が影響されやすく、上記の温度が最も活性化するという訳になります。

「頭を冷やす」とは昔から言いますが、冷静になることと集中することは通ずるものがあるのかもしれませんね。

 

 

 

温度が高いとどうなるの?

 

基本的に25度から上がる度に作業効率は徐々に落ちていくと言われています。

夏場の温度そのままに作業を続けると効率が20%以上も落ちるとか・・・・・・。

勉強に本腰をいれる夏期期間。

仮に1月で150時間勉強したとして、温度を上げたままの子と下げた子では30時間分も処理に差が出てしまうということですね。

 

 

 

ただし無理は禁物

 

では、「ガンガンに冷やしてひたすら勉強するぜ!」と毎日18度で勉強したらどうなるか?

風邪を引いてしまいますね(笑)

試験前に風邪を引くと偏差値が普段より5以上も下がってしまうと言われています。

温度設定は程ほどに、足下を温めたり湿度に気を遣ったりと、体調管理もしっかりと行いましょう。

がむしゃらにやることが悪いことだとは思いませんが、自分の体が壊れてしまっては本末転倒です。

 

 

より効率的に、体調管理に気をつけながら受験勉強を頑張っていきましょう。