どんなに小さい努力でも、コツコツ積み重ねればやがて大きな結果につながる、という
意味のことわざですね。
英単語を毎日5個ずつ覚えると、1年で約1800語。
計算練習を1日10題やれば、3年で約10000題。
ところで、どんなに小さなものでも、「同じもの」を積んでいくという条件下の場合、
答えは必ず無限に大きくなっていきます。
これを、数学的には「+∞に発散する」といいます。
逆に、無限に足し合わせていくと一定の値に近づくことを「収束する」といいます。
じつは、数学では、チリが積もっても山にならずに収束してしまうことがあります。
有名なのが、「1つ前の半分の大きさを足し続ける」という計算です。
1+1/2+1/4+1/8+1/16+・・・と計算していくと、
最終的に答えはなんと「2」になってしまう、という何とも不思議な話ですよね。
公式覚えて代入して・・・でできる数学の問題はたくさんあるけれど、
試行錯誤して、原則や意味を理解して問題が解けた時の感動はひとしおですし、
数学という学問の醍醐味でもあると思っています。
ぜひ、一緒にアカデミックな経験と感動を共有しませんか???
前橋中央 山浦